マイクロプラスチックが何か調べてみた
はじめに
マイクロプラスチックという言葉を聞いたことがありますか?
マイクロプラスチックは、海水・下水・生水・食品・空気中・飲み水と、あらゆる所に存在しているとても小さなプラスチックです。
最近良くマイクロプラスチックについて耳にするようになったので、調べて見ました。
マイクロプラスチックとは?
今の所、マイクロプラスチックの正式な定義は無いようです。
5ミリ以下のサイズの微小なプラスチックをマイクロプラスチックと呼んでいます。
更に小さい1ナノメートル以下のサイズは、ナノプラスチックといいます。
危険性は?
マイクロプラスチックの飲み水から体内への吸収に関する研究では、次のような結果が出ています。
150ナノメートル以上のマイクロプラスチックは、尿や便と共に体外に排出される。
それ以上に微小なプラスチックの摂取は、それほど無いだろうと予想されています。
しかし、もし体内に取り込まれた時は、体の中へ吸収される可能性が高いです。
WHOのサイトでは、こんな感じに発表されています。
ただ、これは飲み水に関しての研究に限定されているっぽいです。
ちょっと調べただけで、空気中からの混入はどうなの?魚からは?と色々な研究があります。
新しい文献が多いので、まさに今バリバリと調査している最中なのかなと思います。
この辺は文献をもっと読み込んで別の記事にしようかなと思います。
まとめ
とりあえず、
- 飲み水からの汚染はそれ程心配しなくても良さそう
- ただし、他にも汚染源(空気中とか)はあるからそっちはどうなの?と疑問が残った
終わりに
正直、僕もそれほど環境意識が高いわけでは無いので、あまり偉そうなことは言えません。
スーパーの生野菜がべしょべしょの場合は、プラスチックの袋を使ってしますし、基本的には環境より衛生面の方を重視しがちです。
せめてやっているのは、買い物時にはエコバックを使うくらいです。
僕の嫁は、プラスチックのバッグを使ったり、使い捨てのストローを使う度に文句を言います。
ドイツ人は環境意識が高い人が多いように感じます。
まぁあまりラディカルにならない程度に見習いたいなとは思います。
とりあえず使い捨てのプラスチックはできるだけ減らそうね!!
参照
WHO Information sheet: Microplastics in drinking-water
Plastics 101 | National Geographic
www.youtube.com
Are Microplastics in Our Water Becoming a Macroproblem? | National Geographic
www.youtube.com
Microplastics in Seafood and the Implications for Human Health