人生のかわし方

BPAフリーってなに?BPAの危険性について調べてみた

はじめに

ナルゲンのウォーターボトル を買った時に、一つ気になったことがありました。

ナルゲン 広口 0.5リットル (Tritan Wide Mouth BPA-Free Water Bottle)
それは、この「BPA-Free」というやつです。
BPAってなに?危ないの??
気になってしまいました。

というわけで、今回はBPAフリーについて調べたので、まとめて行きます。

BPAってなに?

BPAの正式名称は、Bisphenol A(ビスフェノールA)です。

  • BPAは、ポリカーボネートやエポキシ樹脂というプラスチックの原料として使われています。
  • 缶詰や食品容器を通して体内に取り込まれる。

要するに、プラスチックの一種です。
工業用では、パソコンや車の部品なんかに使用されています。
缶詰の内側のコーティングやコンビニ弁当などの容器を通じて体のなかに入ってきます。

そして、当然気になるのがその危険性です。

BPAって危ないの?

毒性や人の体内でホルモンのような働きをすることから危険性が示唆されている。
しかし、WHOの発表によると体重1キロあたり5ミリグラムを毎日、摂取しない限り悪影響はないようです。

さらに日本では、はやくから代替品への切替や、技術改良による取組がなされてきているので、飲食を通じての摂取は微量です。
また、国内で販売されているほ乳ビンは、ポリカーボネート以外の素材が中心です。

つまり、ポリカーボネートをバリバリ食べたりしない限り害はないということです。
また乳幼児についても、それほど心配する必要はないようです。

まとめ

当然、摂取しないに越したことはありませんが、過度に心配する必要はないと思います。

ただ、もし注意することがあるとすれば、妊婦の方は、缶詰食品や飲料缶についてはできるだけ控えた方が良いもかもしれません。

WHO、アメリカ食品医薬品局、そして厚生労働省の発表は大体2010年くらいで止まっています。 ほぼ解決済の問題なんでしょうか。

まぁとりわけ急な害はないし、これを気にするより普段の食生活とかストレスを気にした方が良さそうです。

参照
WHO: Project to review toxicological and health aspects of Bisphenol A

WHO: BISPHENOL A (BPA) - Current state of knowledge and future actions by WHO and FAO

厚生労働省: ビスフェノールAについてのQ&A

アメリカ食品医薬品局(FDA): Bisphenol A (BPA): Use in Food Contact Application